2年目 (2019) シーズンで優勝・日本一を鮮やかに決める。現実の2019年ではA/Bクラスの当落線にいるようなチームだが、それなりに強かった2017データを反映したうえで補強したらこうなるのは当然である。
予測段階で首位だった
順位予想の段階では首位で、ホームラン数はリーグ上位の得点力はそこまででもないという予測をたてられていた。投手力は毎年安定して1位なので、たぶん誰が投げても大して変わらんのだろう。甲子園のパークファクターによるものである。
球界ニュースでNo1プロスペクトとして紹介された高山。なんだこれはぁ…。嘘つけ守備こんなにうまくねえだろと思うが、このゲームにおいて守備力が平均以下の数値になるのは衰えたベテランか外人選手くらいのもの。基本的にレギュラークラスなら割とうまくて控え以下の存在ならヘタクソなので、守備固め要員にすらならない奴らが割と多い。悲しい。
戦いぶりをチェック
3割近く打っていた後藤がシーズン絶望。センター要員の離脱により補強を余儀なくされる。こういう時のためにオフにフリーエージェントの選手を漁って代走要員や守備固め要員を獲得していたので、人員的には不足してない…と思ったらメインセンターがあんまりいなかった。
聖澤がまさかの穴埋めで大活躍。代わりに糸井が大失速。なおこの時点でメッセンジャー大不振で2軍落ちしてマテオを昇格、上本と変えて柴田、熊谷がちょこちょこケガをするので茂木と併用というスタイルで戦っている。なぜかオートでスタメンを組ませると8番ピッチャーという方針になっているが、こうなる条件などはよくわからない。
オールスター明けの段階で3位を行ったり来たりだったが、実は開幕半月ほどはほぼ全敗というスタートの躓きがあった。その中でここまで勝ちを積み上げたのは意味がある。打線も好調でリリーフも盤石という逆襲は十分可能な位置とメンバーで後半戦。
夏場に加速して一気に
選手の成績詳細はかなり細かくチェックできるようになっている。ここで左右相手の成績などを見て打順を決めたり控えに回したり、打順を上げてみたりなどの参考にしやすくなっている。例えばこれでは糸井が明らかに6月まで不振だったので、どうしようかと思っていたところ、夏に調子を上げて最終的に.250程度に落ち着いた過程を見ることができる。それまでどうしても下位に置かざるを得ない数字だったのだが、ここで上位に据えて足を活かして得点力向上につなげることができたのだ。
というところで、最終的に僅差ながら首位でクライマックスシリーズへ。俊足の1・2番に長打力を備えた3・5番、中距離アベレージヒッターの4番、パンチ力のそこそこある下位打線と隙が無い打線が機能して、投手力1位の余裕も見せつけた。
いい意味で誤算だったのがやはりこの聖澤。現実では引退してしまったが、シーズン開始前にマイナー契約を結んだのにレギュラー級の活躍。能力的にはさほどでもないはずだが、それでも1年間頑張ってくれた。
一人の力で勝つというよりも全体的に活躍した印象の1年だった。打率は全員安定して.250以上で長打もそこそこ、wRC+(パークファクターを考慮した得点創出能力)が安定して100を超えている。個人的な意見としてはこういう指標やセイバーメトリクスなどの数字はあまり好きではないのだが、ゲームとして能力を算出するのに利用される以上、着目はしておかねばならない。好きではない理由が「一見数字はいいけどこの指標で言うとダメだからこの選手はクソ!」のような頭でっかちを産んでしまう恐れがあるからだ。決してそういう見方がダメというわけではないが、自分の流儀には合わない。
投手は比重を弄らない限り先発完投がメインになりがち。球数に厳しいメジャーリーグのゲームなのに、このゲームでは先発が120球投げていようがなんだろうが割と続投させる。抑え投手は比較的頻繁に使うが、負けパターンなどは複数イニング跨ぐというのが比較的多い気がする。
これらの設定は Strategy→substitution strategy の項目で頻度を弄れる。どのくらい先発を引っ張るか、リリーフの起用法をどうするかというのは Pitching 項目と合わせて、ベンチコーチの特性なども考慮して決められる…と思う(自信はない)。何せ1メモリほど slow にしただけで毎試合のように8イニング引っ張るのは通常じゃないと思う。そのおかげでセットアッパーが仕事を失っているまである。こういう点から、特に弄らない場合重要視すべきは先発とクローザーで、他のリリーフはあまり気にしなくていいということになってしまう。いいやうちはリリーフ重視だという場合は、リリーフを厚くして先発を早めに変える設定にするということになるだろう。
投手の活躍に話を戻して、藤浪と岩貞はもう言うことのない成績を毎年残すので、それ以外の MVP はこの松田遼馬だろう。先発転向でまさかの二けた勝利に2点台、平均6イニングだが安定した数字を残した。いいなぁ…いいなあ…。まあ現実にいたら今年あたりでアレなそれだったかもしれないが、新天地で活躍しているので、近い将来こうなるのを期待したいところ。
リリーフではこの南。前年開幕後にクビになっていた(何故?)ので獲得したところ、もともと高めの能力を如何なく発揮。現実では特定疾患の「黄色靭帯骨化症」を発症し、手術後復帰に向けてファームで調整を続けている選手だ。
こうして「期待の若手」「フリーエージェント選手の獲得」「トレード」でチームが強くなっていく中、年俸の高い選手がちょこちょこ残っているのは、新しい選手の獲得に支障が出る。そのため単にクビにするのでなく、色々と手を変え品を変えて放出し、チームを再構築する方向で連覇できるチーム作りを進めよう。
パークファクターを弄ってみよう
実プレイではあまりやる意味がないが、ホームランラグーンに代表される新設される観客席などの影響で、ホームランが出やすくなったり、球場のサイズが変わったりしているのを反映させることができる。数字を弄るとラッキーゾーンができたらどうなるか、ということもできる。現実的にやっても面白くないので、豪快に限界値っぽい3まで上げてみた。平均の3倍くらいホームランが出やすい球場ということになったが、サイズは同じ。超高地か何かかな。
その他にも「リーグ全体でのヒットの出やすさ」「投手のスタミナ」などの全体的な係数設定を弄ることもできるが、ここでは他は弄らずにエンゼルスのエンゼルスタジアムだけホームランを超出やすくしてみた。
うん。おかしいね。120本223打点もヤバいけど当たり前に15点以上取って取られる直近の試合成績もおかしい。打撃系の実績を解除したいときにはうってつけだが、基本的には弄ってはいけないゾーンなので、弄るにしても全チーム平均値にするとかそういう方向性以外お勧めしない。