PCゲーム レビュー

[Review]Xotic

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タイトル: Xotic
開発元: WXP Games, LLC
パブリッシャー: WXP Games, LLC
リリース日: 2011年9月17日

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読み方がわからないが発音記号から「イグゾティック」で良いらしい。たぶんリアルでこの名前を読み上げることはないので問題ない。

Steam での販売のほか、2016年7月22日現在 BundleStars で売られている「FPS Heroes Bundle」または「FPS Heroes Bundle2」の Tier2 に DLC 込みのものが入っているので、ほかにも興味があるタイトルがあればまとめて購入することができる。

 

ゲーム内容

基本的な概念は、できるだけ早くステージ中の敵やオブジェクトを潰し、ハイスコアを得るスコアアタックゲーム。

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ステージクリアによって経験値が貰え、武器やキャラクター自身を強化できる。武器は複数あり、デフォルトではホイールスクロールを上に回すと左クリックのプライマリ武器、下に回すと右クリックのサブ武器を選択する仕組みになっているので、WASD とマウスだけで基本的な操作はすべて行えるのは親切設計。

画面上部の右上の青いバーがその武器を使うためのエナジーメーターとなっており、時間で回復していくほか、アイテムでも回復するが、基本的には初期武器以外は連射しづらいシステム。初期武器を連打しまくる感じで進めていくことがほとんどかもしれない。緑がライフゲージで、なくなったら死ぬ。その下の緑の○がいわゆるバリアでこれがなくなるとライフに影響してくるので、オブジェクトを打つなどしてアイテムを出して補充していかなければならない。

基本的なターゲットとなるのが、画面左の赤い球「Scrab」と、奥に見えるひょうたんのような大きさでまとまって浮いている「Essence」、照準の赤いリングにかかっているくらいの青い球が「Brain」で、四角いものや Essence のような形をしたものも存在し、倒すと3つに分裂する MegaBrain なども存在する。画面上部 HUD の左上が Scrab コンボのチェインメーターで、なくなるまでの間に次のものをつぶすとつながっていき、1ステージ丸々分つなげるなどの実績も存在する。そしてその下、赤く見えているものは残りの敵の数と種類をあらわしている。その右側の3つが、ターゲットとなる3種類が全部つぶせましたよーの証となり、達成と共にボーナスがもらえる。ボーナスチャレンジ面ではこの3つをクリアすると概ねボーナス☆が5個もらえるくらいの完全クリアになるはず。

ステージクリアの条件が敵をすべて倒してゴールにたどり着く事、またはボーナス面の場合3種のオブジェクトをすべて潰してゴールにたどり着くか、時間切れになること。そのため、敵の位置が照準に表示されており、一応それに従えばすべての敵は倒せることにはなっている。ほかのオブジェクトは表示されないため、すべて潰したかどうかはボーナスが発生するかどうかで判断するしかない。Brain に関しては近づくとブォンブォン音がしているので、わからなくはないのだが、細かい位置はわからない。場合によっては進むときには見えず、振り返って上を向かなければ見つけられなかったりもするので、よほど実績が欲しいとかそういう場合でなければ見つからないままでも問題ない。

 

マップを探索した後のルート構築が熱い

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ただクリアするだけなら本当に目の前のオブジェクトを破壊していくだけですむのだが、ハイスコアで1点でも稼ごうと思うと行動パターンを考える必要がある。この考えが醍醐味であり、周回プレイでスコアが上がった下がったの分析がキーとなる。

特に、赤い Scrab のチェインをつなぐためには、どこに存在しているかを把握しなければどこかで途切れてしまう。ひとつの対策として敵を倒してから~などがあるが、そうすると時間がかかるのはいうまでもなく、交戦中に潰してしまうこともあるので、敵を倒しながら進み、Brain と Scrab を潰し、最後に戻りながら Essence をボーナス狙いで取るというのがおそらく基本的な流れになると思われる。実績を埋めようと思ったり、限界までのハイスコアを狙おうとしない限りは、ステージ中に要求されるベストチェイン数を超えるだけで☆がもらえるので、ステージ中の半分くらいがつながれば大体 OK ではある。

Brain もただ壊すだけではもったいないので、2倍や3倍のスコアボーナス時にまとめて倒したいし、その場合どこでそのアイテムが手に入るかを考えてみるとさらにスコアが伸びる。しかし時間はかけずにできるだけ早く、しかも命中率も高めてさらに…ときりがないくらいに改善ポイントが見つかるので、慣れてくるとどんどんスコアアップのプレイができ、ランキングも上がっていくので、クリア後の達成感は素晴らしいと思う。

 

デザインや操作感には多少問題も

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自キャラがまずこれである。何モンだテメェ。そして銃が虫のような怪しい生き物のようなうにょうにょしたモノなので、好き嫌いがはっきり分かれるのは仕方ないというか好きにはなれない。

足元に出ている「ホログラム」を足場にして高いところに到達できるのは慣れてくると楽しいのだが、「どこにでもいける」ではなく「全部探索しなければならない」とも言えるので、上下移動がもさーっとしてるのはマイナス点。何せ落ちるだけなら問題ないのだが、ジャンプしてホログラムを作って着地、そこからまたジャンプしてホログラム、と1回ごとに高さに限界があるため、最大の高さまで到達するまでが大変なのだ。なので、同じ高さのところをすべて探索した後、次の段に昇るというスタイルでないと効率が悪く、効率を考えるともさもさした動きが気になってくる。

あとこれはプレイヤー自身の問題になるのだが、ジャンプ中にホログラムを出すと何もいわずに足場を作ってくれるのだが、地に足が着いた状態で使うと目の前にバリアのように作り出す。これが邪魔で前に進めないとかいうアホみたいなミスが割と良くある。マップの高さにも限界があり、天井に張り付くとジャンプができない…わけでなく高さ0のジャンプをしている状態なので、引っかかってしまったかなと違和感がある。そしてその状態でホログラムを作るとジャンプもできず移動もできないというスタック状態になる。割と頻繁に起こるので、その場合は目の前にホログラムを数個連打して作って足場のを消すことで解消するのが手っ取り早い。

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意図せず頻繁に起こってしまうので、この辺はゲーム側で対策とって欲しいなと思う。大抵高さ最大地点には何にもないので、ここまで登れる必要がないのでは?と責任転嫁をして締めることにする。

 

 

スコアアタックの楽しさと弊害

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動きはモサッとしており、正直スピードランなどを求めている場合にはお勧めしない。機敏な動きは基本的にできないため、上下を見渡しながらジャンプしつつ、タブキーで出せるホログラムを足場にして上まで舐めるように進んでいくこととなる。しかしあまり苦にならないのはゲーム自体のできのよさとも言える。

問題は、ミッション中で行う動作によってまとめてボーナス点が入るので、その動作を行わないとそもそもスコアを稼げない。スコアアタックゲームならそんなもんじゃないかと思いつつも、やはり本格的にスコアを稼ぐことになると、「空中にある Essence をひと塊ジャンプで取る AerialCombo」「ジャンプして敵を倒す FlyKill」「短時間で敵をまとめて倒す SpeedKill」や、スコア3倍アイテムを温存しておいて一気に Scrab や Brain を倒していくなど、あっちいってこうこっちいってこうという組み立てが必要になる。敵を倒すのはともかくジャンプの AerialCombo に関しては自機の当たり判定がなんとなく下と前に広いので、ついうっかり一番手前のを取ってしまったりと細かな部分がスコア稼ぎに向いていない動作と感じられる。

よそで見た表現として「スローペース・スピードラン」というものがあったが、タイムアタックやスコアアタックのゲームだと考えるとやはり異質な表現ではある。しかしながらその表現がぴったりはまっている。ただしあまりハイペースなゲームだと疲れて繰り返し遊びにくいので、どちらがいいかは好みによるかもしれない。

スコアアタック自体もランキングにそもそも人が少ないので、あまりチャレンジングな雰囲気ではない。リリースから約4年だがハードで一通りクリアした人がたぶんほとんどいない。

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ハードモードで★5つの実績を達成したらこんな感じになったのと、ステージによっては一桁のランキングになっとる

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まさかの世界6位いえー。全体で世界で60番目にこのゲームをやりこんだ人間として誇りにしてこれから生きていこう。

 

ホログラムを使ったルート構築やスコアアタックなど、実際に遊んでみると割と遊び応えはあるのだが、見た目の問題や多少もさっとした動きがどうしてもマイナスか。あと steam の日本語レビューが割と酷くてクソゲー扱いされそうなので、そうではないととりあえず明言しておきたい。手放しで褒めるほどでもないが人によってはクソというある意味メタスコアどおりのゲームとも言える。

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