PCゲーム 日記

[PC]グラフィックカードを考える 2016/01/27

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状況の整理と目的を考える


 

そもそもは現状のHD5850がもうそろそろなんか鳴いてない?なんかバグってきてない?という不調感を出してきたこと。

こいつが現在の主流であるGTX9xxシリーズやR9 3xx~シリーズなどと比較するともううんこたれな位置づけになりつつあり、最新ゲームが重いからできないでしょうという疎遠な感じを生み出している原因にもなっている。

勿論HD5850は当時のゲームなら余裕で動く性能があり、現在のでも設定を落とせばそれなりに動くのは間違いないのだが、WUXGAとびみょーにフルHD以上を求めること、なんか動画とかたまに撮ってみたいなという欲求を考えるとどうしても多少高めの設定で、かつ快適に動かしたいとなる。

実際問題撮ったからといって誰かが見るわけでもないのだが…

何か友人にお勧めしたいとか知り合いとこれをやろうぜというブロードキャストなどで使えることを考えるとやはり多少ハイエンドよりに考えた方がベストであると考えられるのは間違いない。

 

予算は2万~5万くらい

現在の HD5850 が現行13000程度の GTX750ti などと比較してそこまでの差が無い、あって数十%くらい(であると勝手に思ってる)ので、安い価格帯のものはあまり適切ではない。贅沢したい。

2万前後だと

  • HD7850/R7 265/R7 370
  • GTX950
  • GTX960
  • R9 380(セール品に限る)

基本的に2万前後の商品だと2016年1月現在ではGTX960が2万4000円前後の最安値となり、対抗できる価格帯のRADEONカードはあまり対等の勝負とは言えない。バス幅が128bitなので、最新ゲームを最高設定にしたい、またはWQHDや4k解像度で遊びたいなどの無理な注文をしない限りは大丈夫だが、そういう目的に使うとボロが出始めるのは仕様上致し方ない。950はそれより性能を落としている上に価格帯があまり変わらないので選択肢に入らない。

R9 380は現在最安値が21578円であり、この価格なら最高性能と言えるだけの性能は持っているが、個人的には何となくR9 285のリネームなんでしょという部分がマイナスに感じられる。というかAMDはここ数年下位モデルをリネームで済ませすぎているのがどうも気になる。380はtongaコアなので、割と新しめのGCN搭載ではあるのだが、HD7850が元のやつなんか3回ほどリネームしてる一期生というのは少し気になる。今年早い段階でこのクラスの新型アーキテクチャ搭載のものが出てくるであろうことから(後述)、今2万で済ませるかそのあとも考えるかという問題が生じるので、もっとみっちり考えてみる。

 

3万~5万クラス

このクラスになると、新型が出てきても数年使えそうな性能のものがズラリだが、これはこれで悩みは尽きない。

  • R9 380X
  • R9 390
  • GTX970

おおよそこのあたりがこの価格帯のモノであろうと思われるが、代理店の影響だかなんだか知らないが北米等の価格に比べてかなり日本価格が高い。

200ドル前後のGTX960≒200ドル前後のR9 380

GTX960<<230ドルのR9 380X<300ドル前後のGTX970

R9 390は多少消費電力とか発熱の問題で同列に並べるのはちょっと躊躇われるところではあるが性能的には高負荷にも強いのでこの中では一応トップの座ではあるはず。

んで、これが国内に入ってくるとGTX960が今24000円、R9 380Xが一番安いもので36000円(!!)、GTX970が38000円程度であることから、明らかにバランスが崩れているのがわかる。

vga1

amazon.comから230ドルのものを日本国内配送対応のfree shipping購入すると、保証などがめんどくさいことになるとはいえ、27000円程度になる。高負荷に比較的強く、960と970の間にすっぽり収まる上にメモリが正真正銘4GB、消費電力が970クラスの380Xが手に入ることになるので、ちょっと個人輸入という名のamazon.com注文しようかと思っちまったぞ。

GTX970も正月前後では買おうと決めてはいたのだが、amazonでgigabyteのショート基盤モデルが最安で36000円程度になるところ、在庫が切れてしまったので断念+Polarisの情報が出てきたことから一応保留という形にした。

 

つまるところ、どうするか。


 

現在は保留という結論に。

本当にぶっ壊れたらその時につなぎで購入することを検討しているので、今現在安いクラスのものを買うのはあまり気乗りしない。

特にGTX950と同等クラスのものがわずか30wで実現できていると強気になっているAMDのPolarisアーキテクチャのものが実際に出てくるのが初夏くらいと言われているので、半年くらいなら待てると思われる。そのころになったら実機だけでなく情報もたくさん出ているだろうと思われるので、その段階で検討しても遅くはないはず。そしてその後にはnVidiaもPascalアーキテクチャでこちらもワットパフォーマンスに優れるだかなんだかと言っているので、どちらの陣営もかなり進化するであろうと予測されている。

それなら今の旧型よりもちょっと待ってみた方が面白いんじゃないかということと、つなぎの予算を追加でぶち込むとハイエンドにもチャレンジしていいという余裕も出る。新型アーキテクチャにはバグやドライバ不具合がつきものというのもあるが、それはそれで自作PCの楽しみでもあるし、時期が来れば直る程度のものなのでスタートダッシュを楽しむのもありかもしれない。

という「今買わない理由」をひとまとめにしてみた。

あと自分では買わないけどSapphire nationのGIVEAWAYでR9 FURY に申し込んでみた。死ぬほど運が良ければ当たることでしょう。

 

 

 

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