GemCraft – Chasing Shadows
開発元: Game in a Bottle
パブリッシャー: Armor Games
リリース日: 2015年4月30日
最近はノートパソコンでも動くくらいのゲームを中心にやっていて、空いた時間にサクッとできるようなゲームがいいかなと思ったところ、圧倒的な実績数を誇る(419個)実績厨も安心のゲームが非常に好評だったので、ノートでできるかどうかを試しつつプレイしてみました。
結論から言うとそういう実績とか抜きで、なんかめっちゃ面白くてハマってます。
ゲーム内容
敵が押し寄せてくるマップにタワーを立て、そのタワーに様々な効果があるジェムを生成して設置し、そのジェムに応じた能力を持ったタワーで敵を倒し防衛。
一般的なタワーディフェンスでは、例えば火炎放射器やレーザー、トラップなどの効果を持ったものは建てるだけで効果を発揮し、グレードアップはできても火炎放射器であることに変わりはない。このゲームでは、設置するジェムを合成することができ、毒攻撃に加えて防御を下げる効果をつけたり、さらにクリティカルを発生する効果を追加でつけるなど、ジェムの組み合わせで様々な能力を持たせることができる。
また、前線で倒しきれなかったものを後ろで処理する用に強化していたジェムを、敵が侵入してこないので前線で叩ききってしまおうと思ったら、前線のタワーのジェムと入れ替えたり、新しくタワーを立ててそこに設置して利用するなど、柔軟な戦略を立てることができる。(上画面の右上のジェム等は戦況によるが不要)
同じ色のジェムはレベル2とレベル2を組み合わせるとレベル3になったり、不要でも適当に合成しておけばとりあえず効果は発揮できるし、素の攻撃力が上がっていくので、基本的に無駄にはならない。
見た目は超地味
カサカサっとしたのがシャカシャカやってきて、ジェムから弾がぴゅっと飛び出して、倒すとパーンって言うだけのビジュアルなので、人に伝えるのが非常に難しい。雰囲気も基本ダークで、雨が降ったりする程度の変化はあるが、この画面のまま変わらないので、ゲームをやってる感は薄いかもしれない。
ブラウザゲーとして展開してきたらしく、1画面で収まるようなゲームデザインとレイアウトであるため、飽きたときは一瞬だろうなと思うし、面白い!と言われても多少嘘くさく感じるのは仕方ない避けられないと思われる。なので、ブラウザ版を試しでやってみるのが一番かもしれない。
継続すると見返りが
先述のとおり実績は驚きの419個。解除するごとにスキルポイントがもらえるので、実績解除が無駄ではなく、重要な攻略のファクターのひとつになっている。
そしてマップクリアごとに経験値が入り、レベルを上げることで様々なスキルを開放でき、その効果でより有利に進めることができる。1マップごとのハイスコアのみが経験値に換算されるようなゲームもあるが、繰り返しクリアすることで蓄積されていく仕組みなので (2/24修正 経験値はマップのハイスコア分で、例えばこれまで最大が3000で今回5000だった場合、2000が加算される)、詰まりそうになったら過去の得意なマップで Traits & Buff を設定して経験値倍率を上げ、稼ぐことで進みやすくすることができる。(2/24加筆修正)
クリアした後、死ぬまで耐久するEnduranceモードに突入することができるので、そこで経験値の上積みもできる。今のところこれ稼げるな!と感じたことはない
上部の青いバーがマナで、これを消費することでタワーを立てたりジェムを生成したりするのだが、これがライフバーでもあるので、調子に乗って立てまくると稼ぐ前に1体の侵入を許しそれで死ぬこともある。このモードではもう関係ねえなという量が出てくるので、あまり意識してみたことはない。
クリアでポイントを稼ぎ、難しい難易度や難しいマップにチャレンジしていく楽しみがあるので、タワーディフェンスとRPGを合わせたような楽しみ方ができる。人によっては邪道とかヌルゲーと称するかもしれないが、これはこういうものだからということで納得していただきたい。
こういう数値を眺めてるだけでも楽しい自分にはお勧めゲーム。まだ5時間ほどしか触ってないので、これおもしれえ!としか言うことはできないが、これはハマった。
i5-4200U+GT840Mの環境でも十分動くので、最近の統合グラフィックスでも動かせるはず。セール中で196円(80%オフ)なので気が向いたらどうぞ、と言える作品。