PCゲーム 日記

[Gameplay]Out of the Park Baseball 19 part1

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タイトル: Out of the Park Baseball 19
開発元: Out of the Park Developments
パブリッシャー: Out of the Park Developments
リリース日: 2018年3月22日

オートで回してみよう

オートで回すとある程度球団ごとの有望選手や育ち方、その他今回のゲーム内での調整の度合いが分かる。ある意味のぞき見のチートのような気がしないでもないが、ゲーム的にという観点から色々見たいことはある。さっそくやってみよう。

始まったらまず西岡をトレードがテンプレのように

実際に考えてプレイするときはいつもトレードから入るが、今回はオートで回すのと、能力チェックも兼ねているので、「100%accuracy」で能力の表記ブレが全くない状態にしておいた。これもまたチートであるが。

まず阪神の能力をチェックしていこう。今年の阪神 (2017年データ反映) については以下の通り

  • 藤浪が能力が高いもののノーコンになっている
  • ルーキーは相変わらず能力が高い
  • 梅野が大正義でなくなり坂本のほうがポテンシャルが高くなっている
  • 高山・大山は相変わらず主力級でタイトルが狙えるポテンシャル
  • ドリスが絶対的な抑えになり枠の関係でマテオが常に幽閉
  • 西岡・鳥谷・糸井・福留の年俸と能力が高い

というわけで、全体的な能力の変化はあまりないが、捕手の補強が必要かもしれないというところ。あとは普段いない西岡のせいで上本がずっと控えになったり、鳥谷のせいで熊谷が控えになったりと勿体ないところはあるので、ベテランはできるだけ何かしらの理由でリリースしたい。オートがやってくれるかどうかは別にして。

変化が見えるのは3年くらいから

最初のうちは前作までと大して変わらないというか、初期能力のままに近いので、ドラフトの目玉の登場くらいまでの3・4年までの間はあまり見ることがない。高給取りのベテランも引退し、フレッシュなスタメンになる頃でもあるので、このくらいからチェックを始めよう。

注目株は高山大山に坂本あたり、糸井が抜けた後の横田や鳥谷・上本の枠を争う糸原・熊谷がうまく育って後をしっかり埋めてくれる。というわけで、向こう5年ほどの野手獲得はあまり急務ではない。もちろんしなくてもいいほど打つ主力がいるわけでもないが、取り立てて悲惨な数字になるほどでもない。衰えたベテランを外せるという意味では恵まれているとも言える。

オートが二刀流に対応

前作などでは大谷翔平を獲得しても先発ばっかりさせて野手出場はさせなかったAIだったのが、今作では二刀流でそれなりに使うようになっているのがわかった。

どちらもそこそこ

例えばこの福島力蔵(仮名)は1塁手としては非力だが足が速く、投手としては制球に優れ、ゴロを打たせるタイプらしい。150キロ投げるのに肩の能力が平均レベルなのがとても気になるがどうでもいいだろう。

パリーグこそ使いやすいのではなかろうか

ちなみに二刀流投手が存在するかどうかは、所属プレイヤーの項目をポジション別に並び替えて、野手ポテンシャルか投手ポテンシャルの評価を見ていくと、明らかにポジションに不釣り合いな能力を持つ選手が稀にいるので、それでわかる。

もしくは、左下の項目の Rest Status の項目が2つある選手。これは野手としてのスタミナと投手としてのスタミナを表しているので、2つあると両方いける選手であることが分かる。右下の成績の項目も同年に野手と投手の項目が出ているので、それでもわかるし、ポジションの枠にピッチャー以外があることからもわかる。まあ一番手っ取り早いのはソートをかけることと、ドラフト加入した選手を順番に見て行ってスタミナ2種あるかどうか。現役選手にはほとんどいないので、ランダム選手に期待する項目だからである。

話を戻して二刀流選手が本当に使えるのかという話を。根本的な話として「1塁か外野を守る」というのが一般的な(?)二刀流選手なので、そこをしっかり務めるにはある程度の長打力が欲しいところである。いくら画期的なシステムであろうと、能力が劣るのにわざわざその起用法を選ばなくてもいいポジションで、競合が外国人選手のスラッガーというのが大半なのだ。

そういう意味で、このランダム生成選手の二刀流二人目には期待をかけていた。パワーが60ある選手は野手でもなかなかいないので、大成したら面白いだろうと思っていたのだ。とちらかの能力だけでもレギュラークラスなので、起用法関係なく強いはずだった。

出場機会を得ることは無かった。恐ろしいほどのケガを重ねる姿は「どちらか一本に絞ろう?」と言わざるを得ない。

そういうこととは別に順調

あくまで二刀流はオマケかつ重要ではない要素なので、阪神というチームの成長ぶりを見ていこう。藤浪がしっかりと成長するため、馬場・藤浪・岩貞の投手陣に、高橋遥人などもそれなりに伸びていくため、何もしなくても投手陣は盤石。打撃陣も中軸は生え抜きでなんとかなるので、セカンドとセンターあたりの補強に成功すれば、リーグでも上位に位置する打撃力を持つことはできる。割と打低な数字になりがちなので、3割バッターがいないとか30本がいないとかそういうのは、この OOTP19 ではあまり気にしなくても良い。

ところで、成績の数値にはちゃんとパークファクター要素が組み込まれているので、阪神がホームラン数が少ないというのはちゃんとした設定どおりなのである。どこから探すのかと思ったら、チーム設定のボールパークの項目に表記されていた。エディットも可能らしいが、そこを弄ると面白みがないのでそれはしない。神宮が1.7、甲子園が0.7なのを見るとヤクルト打線の恐ろしさがさらにドンなのは言うまでもない。

数値を見るとライト方向のホームランが絶望的なのと、打率自体も多少低く出るという成績係数になっているので、上本や西岡がよそに行くとバカバカ打つのは理に適っているということだ。本当に今更だがこういうところまで弄れるらしいので、禁断の奥の手として覚えておくといいかもしれない。

翌年はさらにぶっちぎる。というか弱かった時期がほとんどない。オートくんやるじゃんと思った次第。

つっつよい

こうして見ると、前年 (OOTP18) までの投手はいいけど打線が死んでる阪神タイガース (大体5位) みたいな状態は脱したと言っていい。成績を見る限り「他チームが弱体化した」という見方が正しいのかもしれないが、上位に入るポテンシャルは十分にある。まあ2位チームだから当然と言えば当然なのだが、打力が弱いチームというのはこういうゲームでは得てして報われないので、常に不安は付きまとう。

ちなみに心底どうでもいい話だが、ドラ1の馬場君は打撃能力が無駄に高い。この年2軍の甲子園で豪快なフォームからホームランを放ったのは記憶に新しい。こういうところの査定というか、ドラフト直前に普段立たない打席でホームランを打った、みたいなデータが反映されてる感じなのは、どこデータだろうとちょっと気になる。こういうとこはなんかちゃんとしてるわりに、原口や桑原が「どうせフロックだろ」みたいな低い査定のままなのも何とも言い難い。

と、今回のデータについていろいろとわかったところで、実際にどう運営するかという手動プレイをしながら見ていこうと思う。

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